田中康夫『33年後のなんとなく、クリスタル』(河出書房新社)の発売を記念して、
雑誌「なnD 2」に掲載された田中氏のインタビューを無料公開します。
聞き手の森田真規は、体験することのできなかった80年代カルチャーへの憧れから、
その時代の空気をもっともかたちにした小説と考える『なんとなく、クリスタル』をもじって、
自ら発行する雑誌の名前を「なんとなく、クリティック」と名付けた、という。
また記事の中では、『なんとなく、クリスタル』を
「1980年代でもっとも優れた小説」と評する高橋源一郎氏の言葉が引用される。
はたして80年代とはどのような時代であったのか──。
『なんとなく、クリスタル』が書かれた時代背景や制作秘話、先見性、
岡崎京子とのすれ違い、そして33年後の現在などについて語っていただいた。
田中康夫インタビュー〝33年後〟その理由
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